「あそぼうよ!」
葛飾区亀有にある『絵と言葉のライブラリー ミッカ』。その入り口に一歩足を踏み入れる前から、私たちの冒険は始まっていました。
エントランススペースで真っ先に出迎えてくれたのは、あの『きんぎょが にげた』の鮮やかなピンクのきんぎょ。葛飾区亀有にある『絵と言葉のライブラリー ミッカ』で開催中の「五味太郎 えほんの世界展」。 受付を通る前から、すでに五味さんの描くリズムと色彩が空間いっぱいに溢れ出していて、子どもたちの足取りも自然と軽くなります。
「どこかへ いくの?」
そう書かれたのれんをくぐり、物語の続きを追いかけるように通路を進んでいくと、ようやくミッカの受付に到着です。
今回は初めての利用だったので、まずは子どもたちの「こどもパスポート」を作ってもらうことに。なんとこのパスポート、有効期限は小学校卒業まで!
しかも、小学生以下の子どもたちは無料で入館できるというから驚きです。 大人は1日200円という、これまた嬉しい入館料を支払い、いよいよ絵と言葉が溢れる空間へ。
五味太郎さんの世界観はもちろん、場所そのものが持つ温かさとセンスに、一瞬で親子で心を掴まれてしまいました。

絵本から飛び出した!立体の五味太郎ワールド
展示エリアに入ってすぐ、私たちの目を釘付けにしたのは『きんぎょが にげた』の立体展示です。 大好きな絵本の世界がそのまま形になった光景を見て、娘たちは早速「きんぎょ探し」を開始! かつて何度も読み聞かせたあの世界が立体になっているのは子どももワクワクしたようで「すごーい!」「あ!きんぎょいたよ!」と大興奮!

ふと見上げると、天井には『とんで やすんで かんがえて』の本の世界が広がっています。

本を読むように進んでいくと、光が心地よく差し込む「陽だまりのソファエリア」へ。 そこには愛らしいキャラクターたちがいて、『まどから おくりもの』のサンタさんになったような気分を味わえます。

大人げなく熱中?「ことばをさがしましょう」の真剣勝負
今回、子どもたちが一番ハマっていたのが、4つ並んだの四角いオブジェです。

その中でも特に真剣だったのが「ことばをさがしましょう」一面に並んだ文字の中から言葉を見つけ出すのに夢中!
小学生の長女は流石に見つけるのが早く、「うさぎとかめ」といったフレーズを真っ先に発見。それに負けじと、次女も「しか」「ばす」と知っている単語を次々と見つけて、二人で競い合うように楽しんでいました。 私も大人気なく参戦し、「ほら、『めだかのがっこう』とかもあるよ!」なんてヒントを出しながら、親子で文字の海を夢中で泳ぎました。
陽だまりでゆったり、カードゲームの時間

展示を楽しんだ後は、受付で借りられる五味太郎さんの『おみせやさんカード』のカードゲームに挑戦。
先ほどの陽だまりのソファエリアへ戻り、柔らかな光の中でゆったりとゲームを楽しみました。静かに読書するだけでなく、こうして家族でボードゲームを楽しめるのも、ミッカでの自由な過ごし方ですね。

創造力が爆発!アトリエと「隠れきんぎょ」のフォトスポット
次に向かったのは、創作意欲を刺激するアトリエスペース。 受付で工作キットや塗り絵をもらえるので、手ぶらで行ってもその場で工作を楽しむことができます。
行った時には工作が3種類から選べて、塗り絵は2種類から選ばせてもらいました。うちの子どもは二人とも「ゆらゆらゆきだるま」の工作キットと塗り絵は鬼がこたつに入っている可愛い塗り絵をもらってアトリエで集中して手を動かしていました。
ここで見逃さないでほしいのが、アトリエの端に密かに置いてある『きんぎょが にげた』の水槽フォトスポット!とっても可愛いので、ぜひカメラに収めてくださいね。

パフォーマンスとワークショップのすすめ
ミッカでは、赤い劇場の「レッドルーム」で行われるパフォーマンスや、予約制のワークショップも盛りだくさんです。 パフォーマンスが始まる時間になると、子どもたちは階段を登った「子ども専用の入り口」から秘密基地に潜り込むように入っていきました。
ワークショップは事前予約制のものが多いので、お出かけ前に公式サイトのイベントカレンダーをチェックしておくのが正解です。
次回はここも!魅力的なティールーム
今回は利用しませんでしたが、館内にはアトリエからも外からも入れるティールームがありました。
ミッカで遊ぶ子どもたちが自由に行き来できる作りになっていて、親も少し休憩するのにぴったりな場所です。今は五味太郎さんの展示に合わせた、すごく可愛いカレーやデザートのメニューもあって、次は絶対に食べよう!と心に決めました。


まとめ:もし近所に住んでいたら…毎日でも通いたい「ミッカ」の魅力
今回は五味太郎さんの展示をメインにお伝えしましたが、実際に足を運んで感じたのは「もし近所に住んでいたら、間違いなく足繁く通っているだろうな」というミッカの場所の素晴らしさでした。
大人は都度200円の入館料を払うか、半年パスポートを1,000円で購入するか選べます!もし私が近所に住んでいて、娘たちが乳幼児だった頃なら、迷わずパスポートを買って毎日通っていたと思います。
館内には授乳室やオムツ交換台も完備されていて、赤ちゃん連れにも本当に優しい設計。 家とは違う、ゆったりと絵本に囲まれた空間で赤ちゃんに読み聞かせをして、もし寝てくれたら、そのままティールームでひと休憩……。想像しただけで、ママやパパにとっての最高の癒やしスポットになるはずです。
また、館内には小学生が一人で来ている姿もあり、陽だまりのソファで静かに本を読んでいる様子を見て、とてもほっこりしました。荷物置き場には「ランドセル」と書かれた専用スペースもあり、放課後にふらりと立ち寄る子たちの日常が目に浮かびます。
赤ちゃんから小学生、そして大人まで。 それぞれのステージに合わせた「心地よさ」が詰まったミッカ。五味太郎さんの展示はもちろん、この場所が持つ居心地の良い素敵な空気感を、ぜひ一度味わってみてください。
五味太郎さんの展示期間は 2026年5月26日まで。 遊び心あふれる作品たちに会いに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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